Published by
共同通信
共同通信
【キーウ共同】ウクライナの首都キーウ(キエフ)でロシアの巡航ミサイル攻撃を受けた列車修理工場が5日、報道陣に公開された。ウクライナ鉄道の幹部レシチェンコ氏は記者団に「穀物貨車の修理工場で、兵器は何もない。(軍事施設だと主張する)ロシアの新たなうそを証明するため公開した」と強調した。
ロシア国防省はキーウ郊外を攻撃し戦車などを破壊したと発表したが、ウクライナ側は実際は民間施設が標的になっていると訴えるため、工場を公開。レシチェンコ氏は、民間施設攻撃や民間人殺害を否定し続けるロシアを強く非難した。
5日にミサイルが着弾した工場は、公開時も火がくすぶっていた。