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共同通信
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【北京共同】北朝鮮国営の朝鮮中央通信や朝鮮労働党機関紙、労働新聞などは6日朝、同国が5日に行った複数の短距離弾道ミサイルの発射を報じなかった。5月4日以降、5回続けて発射を公表しない状況になった。
開発の進展を誇示するため発射を自国メディアで公表してきた従来の方針が変わった可能性がある。
韓国軍によると、北朝鮮は5日午前、首都平壌など4カ所から日本海に向けて短距離弾道ミサイル8発を発射した。日本政府も少なくとも6発の発射を探知したとし、うち1発以上は変則軌道で飛び、すべて日本の排他的経済水域(EEZ)外へ落下したと推定している。