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共同通信
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【キーウ共同】ロシアの侵攻による国難の中、ウクライナ市民は5日、サッカーのW杯カタール大会出場権を懸けたウェールズ戦を、固唾をのんで見守った。2006年以来4大会ぶり2度目のW杯出場を惜しくも逃したが、首都キーウ(キエフ)市内のパブではファンが「誇りに思う」と健闘をたたえ、拍手が響いた。
5日朝に1カ月超ぶりにミサイル攻撃を受け、緊張が高まったキーウ。だが住宅地のパブは試合開始の午後7時前後にはビールを手にしたファンで埋まった。中継画面が突然、ロシア系の放送に切り替わる障害も発生。サイバー攻撃とみられ、店は別のチャンネルに切り替えて試合を流した。