最安国内航空運賃、昨年から26%上昇 小都市圏で最も大幅な値上げ

 

 

最安国内航空運賃、昨年から26%上昇

小都市圏で最も大幅な値上げ

 

 

 格安航空券予約サイト「チープエアー(CheapAir.com)」が5月下旬に発表した報告書によると、米国の国内航空運賃の最安値が、2021年から26%上昇していることが明らかになった。大都市よりも、小都市圏でより大幅な値上げがみられた。タイムアウトが2日、報じた。

 利用者数全米103位の小規模空港を持つオハイオ州デイトンでは、国内線航空券の平均価格が昨年より42%(109ドル増)上昇し、全米で最も値上がりが顕著だった。ノースカロライナ州のグリーンズボロとミシガン州のフリントが38%上昇で続いた。以下、アイオワ州のデモイン(36%増)、ワシントン州のスポケーン(35%増)、フロリダ州ウェストパームビーチ、アーカンソー州リトルロック、オハイオ州アクロンとシンシナティがいずれも34%増。ミシガン州グランドラピッズは33%上昇していた。

 大都市での価格は比較的安定し、マンチェスター・ボストン・リージョナル空港では、昨年からわずか14%増で、最も低い値上げ幅だった。次いで、テキサス州ヒューストンの15%、プエルトリコのサンフアンの16%。ニューヨーク、ニューアークとサンフランシスコは17%、マサチューセッツ州ボストンとワシントンD.C.は19%値上がりしていた。同報告書は、全米各都市における4月の航空運賃1億2800万件のデータを分析して作成された。

 


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