乳児に傷害疑いで母逮捕、栃木

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共同通信
栃木県警本部

 栃木県警足利署は7日、生後5カ月だった男児を殴ってけがを負わせたとして、傷害の疑いで、同県足利市寺岡町、母親の無職山本由貴容疑者(26)を逮捕した。署によると、男児には複数のけががあり、日常的な虐待の有無を調べている。

 逮捕容疑は3月上旬ごろから下旬ごろ、自宅で長男蒼大ちゃんの頭部を手で殴るなど暴行、全治不詳の硬膜下血腫などのけがを負わせた疑い。

 署によると、4月18日に県南児童相談所から「児童虐待の恐れがある」と県警に相談があった。蒼大ちゃんは治療のため、現在も入院しているが、命に別条はないという。