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共同通信
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日本原水爆被害者団体協議会(被団協)は8日、東京都内で定期総会を開き「ロシアのウクライナ侵略と核の威嚇は、人類を滅ぼしかねない危険な暴挙。被団協は武力で武力に対抗するのではなく、対話で解決すると一貫してきた」とする基調報告を採決した。
新型コロナウイルス禍で対面での開催は3年ぶりとなり、各地の被爆者代表ら約50人が参加した。田中熙巳代表委員(90)は冒頭で「核兵器が使われないようにしなければならない。被爆者として『絶対に戦争をしてはならない』と声を上げていく」と強調した。