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共同通信
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自民の茂木敏充、公明の石井啓一、国民民主の榛葉賀津也の3党幹事長は8日、国会内で会談した。家族の介護や世話に携わる子ども「ヤングケアラー」を巡る問題を協議し、支援推進の方針をまとめた文書を了承した。参院選後に、顧客が従業員に威圧的な言動や理不尽な要求を突き付ける「カスタマーハラスメント」(カスハラ)問題に関する実務者協議を設置することで合意した。
3幹事長が会談したのは4月以来。自民としては3党の枠組みを維持し、野党の国民を引きつけておきたい思惑がある。
ヤングケアラーを巡っては、全国知事会が与野党5党に対し、実態の早期把握を重視するよう求めている。