与野党、参院選へ準備加速

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共同通信

 参院選は想定される7月10日の投開票まで1カ月となった。公示は22日で、政府は近く閣議決定する。共同通信の9日時点の調べで、立候補予定者は480人超に上った。通常国会は延長されずに15日の会期末で閉会する見通しだ。政府、与党は重要視する「こども家庭庁」設置関連法案の成立を急ぐ。各党は参院選公約や支持拡大に向け準備を加速させる。

 参院選では物価高対策や、ロシアのウクライナ侵攻などによる国際情勢の緊迫化を受けた防衛力強化の是非、新型コロナウイルス対応、憲法改正などが主な争点となる。

 自民、公明の与党は非改選議席を含め、過半数維持を目指す。