体育や部活で「脱マスク徹底を」

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共同通信

 各地の学校で熱中症による搬送が相次いでいるとして、文部科学省は9日、全国の教育委員会に対し、小中高校の体育の授業や運動部活動中は、コロナ対策のマスクを外すよう児童生徒に指導することを求める方針を固めた。10日に通知する。同省関係者への取材で分かった。これまでは登下校時のみだったが、体育や部活でも指導することで「着用不要」を徹底させ、熱中症リスクを減らしたい考えだ。

 新たな通知では、熱中症を「命に関わる重大な問題」と強調。体育と運動部活動、登下校の三つの場面では特にリスクが高いとし「熱中症対策を優先し、児童生徒に対してマスクを外すよう指導する」と明記した。