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共同通信
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【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は9日、未確認飛行物体(UFO)に関する研究チームをこの秋に設置すると発表した。まずは地上や宇宙からの観測データなどを広く集め、手掛かりを拾い上げることを目指す。安全保障や航空安全に役立てる考えで、来年夏ごろには成果をまとめる。
NASAは地球外生命の存在条件や探索方法などを研究する分野「アストロバイオロジー」にも力を入れているが、今回の発表の際には、UFOが「地球外起源だとの証拠はない」とあえて断った。
NASAによると、UFOの報告は400件以上あり、中国やロシアの新技術が混ざっているとの見方もある。