埼玉の立てこもり、男を再逮捕

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共同通信

 埼玉県ふじみ野市で1月、医師が散弾銃で撃たれ死亡した立てこもり事件で、埼玉県警は10日、医師と一緒にいた医療相談員の男性らに発砲するなどした殺人未遂と傷害の疑いで、無職渡辺宏容疑者(66)=殺人容疑などで送検=を再逮捕した。県警によると、弾は男性に当たらず、けがはなかった。

 再逮捕容疑は1月27日午後9時ごろ、渡辺容疑者の自宅で、医療相談員の男性(33)の顔に催涙スプレーを噴射して2週間のけがを負わせ、その後、別の医療相談員の男性(43)に散弾銃を発砲した疑い。傷害容疑は認め、殺人未遂容疑は「殺意はない」と否認している。