Published by
共同通信
共同通信
【ロサンゼルス共同】バイデン米大統領は10日、ロサンゼルスで演説し、トランプ前大統領の支持者による昨年1月の議会襲撃事件について「何が本当に起きたのか、襲撃した勢力が今も活動していることを米国民が理解することが重要だ」と述べた。2020年大統領選で大規模な不正があったと根拠なく主張するトランプ氏の信奉者への警戒感を示し、事件の真相究明を議会に促した。
議会襲撃を調査している下院特別委員会は9日、プライムタイム(夜の高視聴率帯)に合わせて公聴会を開き、トランプ氏の側近や家族が証言する映像を初公開して注目を浴びた。特別委は暴動の再発防止のためにも責任追及を進めている。