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共同通信
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衆院小選挙区定数「10増10減」に向けて新たな区割り案を議論している衆院選挙区画定審議会(区割り審)は、小選挙区定数が4から3に減少する山口県について、1、3区を分割する方向で検討に入った。下関市が中心の西部、山口市を核とする中央部、岩国市を含む東部に分ける案が有力。和歌山県は2区を分割し、和歌山市中心の新1区と、中南部などそれ以外で再編する考えだ。複数の総務省筋が10日、明らかにした。
山口は自民党の安倍元首相(4区)、林外相(3区)、岸防衛相(2区)、高村正大議員(1区)の地元。和歌山の自民議員には、二階元幹事長(3区)、石田元総務相(2区)がいる。