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共同通信
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【上海共同】中国上海市の多くの行政区で11日、住民対象の大規模な新型コロナウイルスのPCR検査が行われた。12日にも一部の区で実施する。1日に約2カ月続けたコロナ対策のロックダウン(都市封鎖)を解除したが、隔離施設などの管理エリア以外で感染者が相次いで見つかっており、市は警戒を強めている。
感染者を確認したエリアでは住民が家から出ることを14日間禁止するなど厳しい措置を取る。
市は11日午後の記者会見で、7月末までの間、住民に1週間に少なくとも1度のPCR検査を義務付けると発表。検査を受けなければ、公共交通機関が使えないなど日常生活が大幅に制限される。