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共同通信
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【ワシントン共同】5月3日に90歳で死去した日系のノーマン・ミネタ元米運輸長官の告別式が11日、首都ワシントンの教会で行われた。出席したペロシ下院議長は「先駆的な指導者であり、伝説的な政治家だった」と功績をたたえた。
第2次大戦中に「敵性外国人」として両親と共に西部ワイオミング州の強制収容所に連行されたミネタ氏は、1975年からの約20年の民主党下院議員時代、強制収容された日系人に対する謝罪と補償を米政府に求め続け、88年の「市民の自由法(強制収容補償法)」の成立に尽力した。
ミネタ氏は心臓病のため東部メリーランド州の自宅で死去した。