維新、自民は使途公開後ろ向き

06/13/2022

　日本維新の会の馬場伸幸共同代表は14日、細田博之衆院議長を国会内に訪ね、国会議員に支給される「調査研究広報滞在費」（旧・文書通信交通滞在費）の使途公開を巡り、自民党の対応が後ろ向きだと訴えた。自民出身の細田氏に対し、野党が求める国対委員長レベルの協議に自民が応じるよう指導してほしいとも要請した。

　細田氏は各党による議論継続が重要だとの認識を伝えた。

　維新は15日の会期末を控える中、使途公開に向けた法改正を今国会中に実現するよう主張している。馬場氏は会談後、記者団に「自民は改革する気を全く示さない。国民の信頼は低下する」と述べ、自民を批判した。