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共同通信
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岸田文雄首相は13日の参院決算委員会で、円安やウクライナ情勢悪化を背景にした物価高について「国民生活や企業活動に大きな影響を与えている。将来に不安をもたらしているのは現実だ」と語った。価格抑制策を推進する考えも強調した。立憲民主党は目前に控える参院選を見据え、政府の物価高対策や、不祥事が報じられて自民党を離党した吉川赳衆院議員の問題で首相を追及した。
首相は、ガソリン価格抑制のための補助金などに関し「こうした政策は維持し、深掘りすることで国民生活を守る」と述べた。
決算委は質疑実施後、2020年度決算を自民などの賛成多数で是認した。