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共同通信
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【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州最高裁は14日、トランプ前米大統領の関連企業による民事の詐欺案件に絡み、トランプ氏と2人の子どもに召喚と宣誓供述を命じた州高裁の判断を支持、3人の異議申し立てを棄却した。
7月半ばに始まる裁判の証言録取で前大統領らが法廷に立つことが確実となった。米メディアが伝えた。
州最高裁は異議申し立ては「憲法上の問題」に直接的な関連がないと棄却理由を説明した。
トランプ氏一族が経営する複合企業トランプ・オーガニゼーションは、税制優遇などを受けやすくするため、所有する不動産の資産価値を偽った疑いが持たれている。