ロシア、東部要衝の戦闘停止要求

Published by
共同通信

 【キーウ共同】激戦が続くウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツク市を巡り、同州で実効支配地域を広げる親ロシア派「ルガンスク人民共和国」の内務省幹部は14日、民間人も多数避難しているアゾト化学工場に「兵士2500人がおり、うち500~600人は外国人雇い兵だ」と主張した。ロシアのタス通信が伝えた。

 ロシア国防省は14日、アゾト工場に残る民間人退避のため15日の日中に戦闘を停止するようウクライナ側に要求し、人道回廊を設置すると一方的に表明した。

 ウクライナ軍によると、セベロドネツクで戦闘が続き、ロシアは部隊を再編成し攻勢を強めようとしている。