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共同通信
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【キーウ共同】英国防省は14日、ロシア軍がウクライナ東部ハリコフ州で数週間ぶりに占領地域をやや拡大したとの戦況分析を発表した。ただロシア軍の作戦の中心は依然、東部ルガンスク州の要衝セベロドネツク市だと指摘。同州当局は14日、通信アプリに「状況はさらに悪化している」と投稿した。
同当局は民間人も避難している同市のアゾト化学工場への攻撃が続いており、540~560人が取り残されていると訴えた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は13日のビデオ演説で、東部ドンバス地域での戦闘について「最も激しい戦いの一つとして欧州史に刻まれるだろう」と述べた。