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共同通信
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15日早朝の外国為替市場で、円が一時1ドル=135円60銭近辺まで急落し、1998年10月以来、約24年ぶりの円安ドル高水準となった。米長期金利が上昇したことで日米の金利差が拡大し、円を売ってより高い利回りが期待できるドルを買う動きが優勢となった。
東京外国為替市場の午前9時現在は前日比83銭円安ドル高の1ドル=135円25~28銭。ユーロは43銭円安ユーロ高の1ユーロ=141円13~21銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)が0.75%の利上げに踏み切るとの観測が強まり、米長期金利が上昇。日銀との金融政策の違いが意識され、円売りドル買いが強まった。