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共同通信
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出光興産は14日、出資先の西部石油(東京)の山口製油所(山口県山陽小野田市)の精製設備を、2024年3月をめどに停止すると発表した。人口減少や、燃費の良いハイブリッド車(HV)の普及を背景としたガソリンの需要減少に対応する。設備停止後も備蓄機能は維持する。製油所の跡地は脱炭素関連など新規事業を検討する。石油元売り各社の事業見直しが加速してきた。
出光興産の丹生谷晋副社長は東京都内で記者会見し、停止後の製油所は「地域社会に貢献できるよう活用を検討する。雇用の場を提供するのは当然だ」と述べた。
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