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共同通信
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【北京共同】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は14日、金正恩党総書記が10日まで開かれた党中央委員会拡大総会で、町で売られているベルトや歯磨き粉を見て品質が悪いと激怒し、党幹部らが反省したと伝えた。
同紙は14日、金徳訓首相が平壌市の複数の日用品製造工場を視察し、品質向上の重要性を強調したと伝えた。視察日時は不明。経済難の中で金正恩氏が市民生活を気遣い、政府が品質向上に努力しているとアピールする狙いとみられる。
同紙によると、金正恩氏は総会会場に持ち込んだ商品を前に失望を表し「生産量ばかりに重きを置くことは党と人民をだます行為だ」と話した。