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共同通信
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【ニューヨーク共同】14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日続落し、前日比151.91ドル安の3万0364.83ドルで取引を終えた。終値として昨年2月以来、約1年4カ月ぶりの安値水準。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを加速するとの観測が高まり、景気減速を懸念した売りが優勢となった。
FRBは15日に米国の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を公表する。政策金利の0.5%の引き上げが見込まれていたが、市場では0.75%利上げの予想が広がっており、投資家がリスク回避姿勢を強めた。