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共同通信
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大阪市の松井一郎市長は16日、2025年大阪・関西万博の会場となる同市の人工島・夢洲について、22年度中に「万博後の設計図、跡地活用方法のガイドラインを作りたい」との考えを明らかにした。19年に当時市長だった吉村洋文大阪府知事が夢洲への誘致の意向を表明した「自動車レースF1」は、採算面などの課題があり「今の時点では困難」とした。
松井氏は記者会見で、跡地活用について「結構なオファーが来ている。人が住んでいない夢洲はエンタメのポテンシャルが高い」と強調した。F1誘致は経費や開催に合わせた道路整備を課題に挙げ「招致できるという根拠がなかった」と述べた。