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共同通信
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オーストリアのウィーンで21日に始まる核兵器禁止条約第1回締約国会議に参加する松井一実広島市長が16日、会議初日に平和首長会議の会長としてスピーチすると明らかにした。市役所で記者会見を開き「ウクライナ情勢が緊迫化し、核兵器使用のリスクが懸念される中、核廃絶以外に根本的な解決策は見いだせないと訴える」と意気込みを語った。
岸田首相がオブザーバー参加を見送ると表明したことについては「核保有国に核軍縮を促すとき、非保有国の声を伝えることが橋渡しになると、参加を求めてきた。残念だ」と述べた。
松井市長は21~23日の会議に出席、長崎市の田上富久市長も参加する。