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共同通信
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政府は16日、都道府県が行う旅行割引「県民割」の全国拡大に伴い、1人1泊当たりの支援額を最大7千円から、1万1千円に引き上げる方針を固めた。代金割引の上限は、交通費込みのパック旅行を対象に5千円から8千円に増やし、交通機関の利用を促す。飲食や買い物に使えるクーポンは一律2千円から平日3千円、休日千円に改め、休日の混雑緩和につなげる。
県民割は国の観光支援事業、GoToトラベルの代替。政府は新型コロナウイルスの感染状況を見極めた上で、7月前半から全国どこでも使えるようにする。当面8月末まで続け、旅行者が多いお盆休みを含む8月中旬は適用除外とする方針だ。