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共同通信
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飲食店情報サイト「食べログ」の評点下落を巡る訴訟の判決で東京地裁は16日、運営会社「カカクコム」(東京都渋谷区)の独禁法違反を認定して損害賠償を命じた。原告の焼き肉店チェーン「韓流村」に対して優越的な地位を乱用し、不利益を与えると認識しながら評点の計算手法「アルゴリズム」を変更した点を問題視した。
食べログは外食時の店選びに幅広く利用され、1カ月当たりの利用者が8700万人以上に上る影響力を持つ。詳細な内容が非公開となっている評点算出の過程には以前から飲食業界で疑問や不満の声が出ており、公正化が求められそうだ。