Published by
共同通信
共同通信
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は17日、ウクライナのEU加盟申請を受け、同国を「加盟候補国」に認めるべきだとの意見を加盟国に示した。これを基に、ウクライナが加盟に向けた準備ができていると全加盟国が判断すれば、ウクライナは正式に加盟候補国となり、交渉開始に向かう。
ロシアの侵攻を受け、ウクライナのゼレンスキー大統領は2月末、EU加盟申請書に署名したと発表。EU加盟国のドイツやフランス、イタリアなどの首脳は今月16日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)でゼレンスキー氏と会談し、直ちに加盟候補国となることを支持する意向を表明していた。