女児犠牲の小学校で献花

06/17/2022

　最大震度6弱を観測した大阪府北部地震から4年を迎えた18日、登校中だった小学4年三宅璃奈さん＝当時（9）＝がプール脇のブロック塀の下敷きになって死亡した同府高槻市立寿栄小では、浜田剛史市長や松山健次校長らが地震発生時刻の午前7時58分に合わせて黙とうし、献花した。

　正門前に献花台が設けられ、浜田市長はブロック塀が倒れた現場の方向に一礼して献花。「この教訓を重く受け止め、災害に強いまちづくりを着実に進めていく」と話した。

　高槻市によると2021年度までに市内の小中学校にある総延長13.3キロのブロック塀の8割以上を撤去し、本年度末までに100％を目指す。