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共同通信
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姉が亡くなった責任を問うための刑事告訴から半年強。名古屋地検の出した処分は「不起訴」だった。「本当にきちんと捜査したのか」。名古屋出入国在留管理局の施設収容中に死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんの妹2人は17日、「怒りと悲しみを感じている」と厳しい表情で話した。
妹のワヨミさん(29)とポールニマさん(28)は17日午後、姉の遺影を持って名古屋地検を訪れ、担当検事から処分結果や理由の説明を受けた。訪問後、取材に応じた2人は「1年以上頑張って闘ってきたが、非常に残念な気持ちだ」と強い口調で訴えた。
2人は昨年5月に来日した。