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共同通信
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埼玉県東松山市の「原爆の図丸木美術館」が所蔵する、被爆の惨状を描いた絵画「原爆の図」をオンラインで鑑賞して核被害を考えるイベントが18日、開催された。21~23日にオーストリア・ウィーンで開かれる核兵器禁止条約第1回締約国会議に合わせて企画された「核禁ウィーク in Japan」の一環。
イベントはビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使い、8人が参加。画家の丸木位里、俊夫妻が描いた連作「原爆の図」のうち、被害を受けた人や救助に当たる人を表した第8部「救出」をそれぞれの画面上で拡大するなどして思いを巡らせた。