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共同通信
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【パリ共同】19日行われたフランス国民議会(下院、577議席)総選挙の決選投票が即日開票された。国営テレビが報じた予測では、4月の大統領選で再選された中道のマクロン大統領の与党連合が第1勢力となるが、過半数を大きく割り込む見通し。左派連合が最大野党勢力に、極右政党、国民連合(RN)が第3勢力にそれぞれ躍進する勢い。
共和国前進(REM)などの与党連合は2017年、マクロン氏の初当選後の前回総選挙では約6割の議席を獲得した。決選投票前の予想を下回る厳しい結果に大きな衝撃が広がった。法案可決に一部野党の支持が原則不可欠となり、2期目の政権運営は不安定となる。