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共同通信
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週明け20日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=134円台後半で取引された。
午後5時現在は前週末比38銭円安ドル高の1ドル=134円65~68銭。ユーロは40銭円安ユーロ高の1ユーロ=141円63~67銭。
日銀が大規模な金融緩和の継続を決めた一方で、米連邦準備制度理事会は今後も利上げを積極的に進めるとの見方から円売りドル買いの動きが優勢だった。
日銀の黒田東彦総裁が岸田文雄首相と20日午後に会談し、急速な円安への懸念について説明したことが伝わると、円が買い戻される場面もあった。「円売りへのけん制と受けとめられた」(外為ブローカー)との声が聞かれた。