黒海巡り南部で緊張激化

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共同通信

 【キーウ共同】ウクライナ軍は20日、ロシア軍がミサイル14発をウクライナ南部に撃ち込み、国内最大の港がある要衝オデッサ市の食糧倉庫が破壊されたと発表した。死者はいないとしている。一方、ロシア側はウクライナ軍が黒海の天然ガス採掘施設を攻撃したと主張。ロシアによる封鎖が続く黒海で緊張が高まっている。

 欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は20日、黒海封鎖でウクライナ産穀物の輸出が滞っている問題について「(ロシアによる)戦争犯罪だ」と強く非難した。