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ハヤブサの赤ちゃん「ティリー」誕生
ブルックリンとロッカウェイズ結ぶ橋上


ロッカウェイ半島西端のクイーンズ区ブリージーポイントとブルックリン区を結ぶマリンパークウェイ・ギルホッジス記念橋上の巣箱で、ハヤブサのヒナが孵化した。ニューヨーク州都市交通局(MTA)の関連機関、「MTA橋・トンネル局(MTABAT)」が15日、発表した。ヒナは「ティリー」と名付けられた。
QNS(16日付)によると、巣箱は高さ215フィートの橋上に設置。ニューヨーク市環境保護局のクリス・ナダレスリ研究員は、毎年5~6月にかけて、橋の上に登り、ハヤブサのヒナに識別用のバンドを付けてきた。野生動物の専門家が、市内にいるハヤブサの数を把握し、病気や怪我をしたときに識別するのに役立っているという。ティリーの生後約3週間にあたる6月15日、バンドが装着された。MTABATは1983年から、州の営巣プログラムに参加。各橋にハヤブサの巣箱を設置しているが、普段は干渉していない。
食料に含まれる農薬の影響で、ハヤブサは1960年代にはほぼ全滅。現在、ニューヨーク州環境保全局の絶滅危惧鳥類リストに掲載されている。一般的に、橋の上や教会の尖塔、高層ビルなどを好むが、都会に住むハヤブサは、ハトや小鳥などの獲物を狙うのに絶好の場所であるため、橋の上に巣を作る。生涯交尾を続け、通常、子供をかえすために同じ巣に戻るという。


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