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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は21日、太平洋側を南下していた中国海軍のミサイル駆逐艦2隻と補給艦1隻が21日午前3時ごろに伊豆諸島を通過し、西に進んだと発表した。
また北海道沖から太平洋側を南寄りに進んだロシア海軍の駆逐艦など5隻が21日午前7時ごろ、対馬海峡を北上し、日本海に入ったことも明らかにした。帰途に就くとみられる。
防衛省は、中ロ両国が同時期に日本列島を周回するようなコースで艦艇を活動させた狙いを分析している。
防衛省によると、中国の3隻は19日に宮城県沖、20日には千葉県沖を航行。ロシアの5隻は、19日に沖縄本島と宮古島の間から東シナ海へ入っていた。