アフガン地震、救助難航

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共同通信

 【カブール共同】アフガニスタン東部で千人以上が死亡した地震で、イスラム主義組織タリバン暫定政権は22日、倒壊した家屋の下敷きになった人々の捜索や救助を続けた。国連によると、資機材の不足で活動は難航し、激しい風雨がヘリコプターによるけが人搬送の妨げとなった。

 暫定政権によると、大きな被害が出た東部パクティカ州などでの救助のため、軍が兵士を派遣した。現地支援を担当する国連のラミズ・アラクバロフ人道調整官によると、推定約2千戸が倒壊。捜索や救助のための資機材が足りていない。

 地元メディアは、住民らが素手やシャベルだけで作業する様子を伝えた。