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共同通信
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参院選の公示を受け、与野党党首は22日午後も街頭演説し、物価高への対応などを訴えた。聴衆からは防衛費の増額に懸念を示す声も上がった。
午前中に福島市で第一声を上げた自民党総裁の岸田文雄首相は夕方、JR仙台駅近くの繁華街で演説。ウクライナ情勢や世界的な物価高騰を挙げて「歴史を画すような大きな課題を前にして、未来をどの政党に委ねるのか、ご判断いただく大変重要な選挙だ」と気勢を上げた。
立憲民主党の泉健太代表も青森市での第一声を終えて仙台市入り。国会での物価高対策の議論が不十分だとして「生活者への支援が必要だ」と強調した。