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共同通信
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【ヤンゴン共同】ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会」は22日までに、昨年2月に起きたクーデター後の国軍の弾圧による死者が2千人を超えたと明らかにした。米国やフランスの在ミャンマー大使館はフェイスブック(FB)のページの一部を黒塗りにし、犠牲者に哀悼の意を示した。
協会によると、22日時点で弾圧により2007人の死亡が確認され、延べ1万4千人以上が拘束された。大規模な反国軍デモは影を潜め、最大都市ヤンゴンや首都ネピドーは平穏を保つ一方、地方では国軍と民主派武装勢力の戦闘が続く。国軍は民主派の協力者と見なした市民を拉致したり、殺害したりしているとされる。