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共同通信
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東京都文京区の東大前で1月、大学入学共通テストの受験生ら3人が刃物で刺された事件で、名古屋家裁は22日、殺人未遂や威力業務妨害などの疑いで家裁送致された名古屋市の少年(18)の少年審判を開き、刑事処分が相当と判断し検察官送致(逆送)を決めた。
少年は、共通テストが実施された1月15日、受験に訪れた千葉県の高校3年だった男女と、通りかかった70代男性を刃物で刺し、東京メトロの東大前駅で着火剤を投げるなどした疑いで家裁送致された。3人は重軽傷を負った。事件当時、少年は高校2年で17歳だった。