石川知事、大雨には「早め対応」

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共同通信

 石川県の馳浩知事は22日、震度6弱や5強を観測する地震が相次いだ珠洲市を訪れ、グラウンドに亀裂が入った市立飯田小や崖崩れの現場を視察した。終了後、報道陣に「まとまった雨が予想され地盤が緩んで土砂災害も想定される。住民への避難呼びかけなど早めに対応する」と強調した。

 市役所で泉谷満寿裕市長から被害状況を聞いた馳知事は「(気象庁は)1週間程度は地震活動が続くとの評価なので、緊張感を持って取り組んでほしい」と応じた。また「(能登地方で多発する)地震の調査をさらに進めるよう文部科学省に要望している」と説明した。