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ブロードウェー、マスク着用義務解除
7月1日から 演劇ファン反応まちまち


ブロードウェーの劇場主で構成する業界団体「ブロードウェー・リーグ」は21日、7月1日からマスク着用義務を解除すると発表した。22日、ニューヨーク・タイムズが報じた。
同団体のセント・マーティン会長は「入院患者数や観光客の現状などをみて判断した」と説明。「『マスク着用は自由』とし、懸念がある来場者にはマスク着用を推奨する」と話している。さらに、毎週会合を持って状況を分析し、方針を検討することも明らかにした。再度義務化する可能性もあるという。演劇ファンの反応はまちまち。称賛だけではなく、「劇場内は密状態。 コロナ後遺症も心配される中、無謀だ」と批判の声もある。
ブロードウェーの劇場は昨年夏に再開。現在、全劇場41軒のうち、27軒でショーが上演されており、マスク着用はもちろん、この4月30日まではワクチン証明の提示を来場者に求めるなど、厳しいコロナ対策を実施していた。アダムズ市長は21日、市内のコロナ警戒レベルを「高」から「中」に引き下げている。しかし、非営利団体の運営する劇場6軒ではレイバーデイ後に上演再開を計画しており、マスク着用に対する方針は今後検討していくとしている。また、オフブロードウェーの劇場はマスク着用とワクチン証明提示を引き続き求める意向だ。


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