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共同通信
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【北京共同】中国やロシア、インドなど新興5カ国(BRICS)は23日、オンライン首脳会議を開いた。中国は習近平国家主席が出席。中ロはロシアのウクライナ侵攻を受けた対ロ制裁に反対しており、米国や欧州とは立場が異なる国々の結束を演出する狙いだ。
中国共産党機関紙、人民日報は22日、日米豪印の4カ国枠組み「クアッド」などを念頭に「徒党を組み『小グループ』を結成することには反対する」と米欧をけん制する記事を掲載した。
欧州連合(EU)も23日に首脳会議を開き、ウクライナのEU加盟を議論。米欧、中ロそれぞれを中心とする陣営の対立が鮮明になっている。