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共同通信
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【ニューヨーク共同】ロシアのドル建て国債が24日、新たな利払い期限を迎えた。約1億5900万ドル(約215億円)を支払う予定日だが、保有者が実際にロシア側から利息を受け取れるかどうか不透明だ。一定の猶予期間後に他の国債も含む全面的なデフォルト(債務不履行)とみなされる可能性がある。
ロシアは返済の意思も能力もあるとしているが、米欧の制裁でドルなど外貨での支払いが難しくなっている。
ロシアは23日、この日に期限を迎えた約2億3500万ドルの利払いを自国通貨ルーブルで行ったと主張した。ルーブルでの支払いは規定されていない。