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共同通信
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全国の都市公園にあるブランコなど遊具計約39万基のうち、2019年度に修理、撤去などの安全確保措置の対象となったのは18.5%に当たる7万2672基だったことが24日、国土交通省の調査で分かった。全遊具の49.7%は設置から20年以上が過ぎていた。ブランコのチェーンが外れるなどの事故も後を絶たず、国交省は「老朽化が進んでおり、点検や修理を徹底してほしい」としている。
撤去分を含む遊具数に占める安全措置の割合が最も高かったのは、滑り台や小屋などを組み合わせた「木製の複合遊具」(44.1%)、次いでジャングルジムが回る「回転塔」(28.1%)など。