朝鮮戦争「米軍の侵攻」と主張

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共同通信

 【北京共同】朝鮮戦争(1950~53年)勃発から72年となった25日、北朝鮮メディアは、米国が45年の南北分断直後から朝鮮半島北側に対する軍事的挑発を繰り返した末に軍事侵攻に踏み切ったと主張した。故金日成主席の指導で勝利したとして最高指導者を中心とした結束を求め、平壌で24日に反米集会が開かれたことを伝えた。

 朝鮮中央通信は、米軍と旧ソ連軍が北緯38度線を境に進駐し朝鮮半島が分断された直後の45年10月から米国と南側勢力が北側への軍事挑発を始め、50年6月まで5200回以上繰り返した末、同月25日に北朝鮮に侵攻したと指摘した。