G7「ロシアに食料危機の責任」

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共同通信

 【ベルリン共同】日米欧の先進7カ国(G7)外相は24日、ドイツ・ベルリンで会合を開き、ウクライナに侵攻したロシアによる黒海封鎖や穀物倉庫への爆撃が食料不足を悪化させているとして、世界的な食料危機の責任はロシアにあるとの認識で一致した。オンライン参加した林芳正外相が明かした。

 ウクライナからの食料輸出再開を目指す国連や欧州連合(EU)の取り組みに支持も表明した。G7首脳会議(サミット)は26日にドイツ南部エルマウで開幕。侵攻後、初めての対面開催となり、ウクライナ支援やエネルギー、食料の価格高騰などへの対応を協議する。最終28日に首脳声明を発表する見通し。