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共同通信
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【パリ共同】フランスのマクロン大統領は25日、今月の国民議会(下院)総選挙で与党連合が過半数を大きく割り込んだことへの対応を巡り、5月に任命したボルヌ首相を留任させ、同首相の提案に基づく内閣改造を7月初めに行う考えを表明した。フランスのメディアが報じた。
マクロン氏は6月22日のテレビ演説で、他党派との連立か、法案ごとの多数派工作かを目指す与党の方針を示したが、ボルヌ氏に言及せず、交代の可能性が取り沙汰されていた。
ボルヌ氏は下院各党派から政府との協力に関する意見を聴取し、協力の用意がある党派からの閣僚登用を含めた内閣改造の在り方をマクロン氏に提案する。