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共同通信
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【エルマウ共同】先進7カ国首脳会議(G7サミット)がドイツ南部エルマウで開幕するのを前に、同国南部ミュンヘンで25日、大規模なデモがあり、参加者がG7の環境保護や貧困撲滅などの対応が不十分だとして抗議の声を上げた。当初2万人の参加が見込まれていたが、地元警察の発表によると約4千人で、大きな混乱もなかった。
地元メディアは参加者が想定より少なかった理由について、ウクライナに侵攻したロシアに対抗するG7首脳らを批判的に見る人が少ないとの主催者側の声を紹介した。
参加者らは「脱石炭火力」「飢餓を止めろ」などと書かれたプラカードを手に中心部を練り歩いた。